妊娠中絶8 ビデオ『沈黙の叫び』1984年/米 その2

この頃の胎児というものがどれほど自律的に(おそらく十分に 「意識的」 「意図的」 に)自分の体を動かすものであるかについては、次のビデオを見て下さい。

12週

http://www.youtube.com/watch?v=u2Ryo7wNcSg

13週

http://www.youtube.com/watch?v=336nqH9es90

12週の方のビデオでは、赤ちゃんが口を動かしているのが分かります。

胎児について研究している人達の本を少しだけ読みましたが、子供たち、つまり胎児たちは、もうこの頃から自分の体を意識し、子宮の中でいろいろと 「遊ぶ」 のだそうです。
また、「沈黙の叫び」 の中に 「子供は親指を口に含んでいます」 という箇所がありましたが、私も本を読んで初めて知りましたが、赤ちゃん達は母親のお腹にいる時から所謂 「指しゃぶり」 をするそうです。私は、赤ちゃん達はこの世に生まれて、母親の乳房を知って初めて、その延長として親指を吸うのだとばかり思っていました。しかしそうではなく、それより遥かに本能的なもののようです。ビックリしました。(注: 本能は "下等" を意味しません。私達だって、どれほどそれのお世話になっていることか。)


さて、ネイサンソン博士。彼はユダヤ人です。
でも、NARALの創立者の一人ですから、名簿上はユダヤ教徒ではあっても、当初からほとんど無神論的な人であったのではないでしょうか。(詳しくは知りませんが。)

そして、最近の(2008年の)ネイサンソン博士 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=W-FpJMq_gAY
別バージョン: http://www.youtube.com/watch?v=1xfEoqGeliA

「妊娠中絶のことは私の人生における最大の過ちだった、そしてそれを合法化したことはわが国民の歴史上最大の過ちだった」 と・・・

非常に端的な告白です。